The United States of America

アメリカは国土が広いため、国内で時差があります。 本土は以下の4つのタイムゾーン(標準時帯)に分かれており、西海岸と東海岸では3時間の時差があります。

Pacific Standard Time(PST) 日本との時差: -17時間 ニューヨークなど
Mountain Standard Time(MST) 日本との時差: -16時間 シカゴなど
Central Standard Time(CST) 日本との時差: -15時間 デンバーなど
Eastern Standard Time(EST) 日本との時差: -14時間 ロサンゼルスなど
Hawaiian Standard Time(HST) 日本との時差: -19時間 ホノルルなど

サマータイム(Daylight Saving Time)の概要

アメリカでは、昼間の長い春から秋までの約半年間、仕事後の余暇の促進や照明用エネルギーの節約などを目的として、サマータイムが実施され、時計の針が1時間進められます。ただし、アメリカでは通常、「サマータイム」ではなく「デイライトセービングタイム(Daylight Saving Time: DST)」と呼ばれます。

 

アメリカ基本情報

正式国名 アメリカ合衆国 United States of America

アメリカという名前はイタリアの探検家でアメリカを大陸と確認した
アメリゴ・ベスプッチのファーストネームから取ったもの。

国旗 Stars and Stripes
13本のストライプは1776年建国当時の州の数、50の星は現在の州の数を表す。
国歌 Star Spangled Banner
面積 約962万8000km2(日本の約25倍)
人口 約3億571万人
首都 ワシントン特別行政区(Washington,District of Columbia)
全米50のどの州にも属さない連邦政府直属の行政地区。なお、経済の中心は東部のニューヨーク市New York City。
政体 大統領制、連邦制(50州)
民族構成 白人73.9%、アフリカ系12.4%、アジア系4.4%、アメリカ先住民0.8%、そのほか8.5%
宗教 プロテスタント51.3%、カトリック23.9%、ユダヤ教1.7%、そのほか4%など
祝日・祭日 1月1日 元日
1月の第3月曜 マーチン・ルーサー・キング牧師誕生日
2月の第3月曜 大統領の日
3月17日 ※セント・パトリック・デイ
4月第3月曜 ※愛国者の日
5月最終月曜 メモリアルデイ(戦没者追悼の日)
7月4日 独立記念日
9月第1月曜 レイバーデイ(労働者の日)
10月第2月曜 ※コロンブス記念日
11月11日 ベテランズデイ(退役軍人の日)
11月第4木曜 サンクスギビング(感謝祭)
12月25日 クリスマス
通貨 通貨単位はドル($)とセント(¢)
流通している紙幣は$1、5、10、20、$50である。
$100札は、小さな店では扱わないこともあるので注意。
硬貨は1¢、5¢、10¢、25¢、50¢、$1の6種類。
言語 主として英語(法律上の定めはない)、スペイン語を話す人も多い。

 

知っておきたいアメリカ情報

電圧とプラグ 電圧は120V。プラグは3つ穴タイプ。100V、2つ穴プラグの日本製品も使える。しかし、わずかではあるが、電圧数が違うので一応の注意が必要。特にドライヤーや各種充電器などを長時間使用すると過熱する場合もあるので、時間を区切って使う、変圧器を使うなどの配慮が必要。
ビデオとDVD方式 ビデオは日本、アメリカともにNTSC方式。
アメリカのソフトが日本で再生可能。DVDは日本のリージョンナンバー「2」、または「FREE」が含まれたソフトが再生できる。
アメリカの「1」は日本で再生できない
度量衡 日本とは、長さ、面積、容量、速度、重さ、温度など、ほとんどの単位が異なる。
長さはインチinch(=約2.54cm)、重さはポンドlb(=約454g)、距離はマイルmile(=約1.61km)といった具合。
チップ レストラン、タクシー、ホテルのベルボーイやルームメイドなど、サービスを受けたときはチップを払う習慣がある。下記はその目安。【レストラン】
合計金額の15~20%。
ただしサービス料が金額に含まれていれば少額でOK。
【タクシー】
料金の15~20%。料金が低くても最低$1。メーターの表示額に自分のチップを加えて支払う。端数は切り上げて払い、人数が多かったり、荷物が多い場合は若干多めに払うのが常識。
【ベルボーイ】
大きな荷物を運んでもらったら、荷物1個につき$1.50~2。
タクシーをつかまえてくれたときなどは$1程度。
【ルームメイド】
ホテルに泊まった場合などは、朝ひとりにつき$1~2を枕元に、それとわかるように置いておく。特に部屋を汚した場合は若干多めに払うのが常識。
日本との時差 〔東海岸:ニューヨーク、ボストン〕
日本より-14時間。日本が正午の時、ニューヨーク・ボストンは前日の夜10時となる。4月の第1日曜から10月の最終土曜まではサマータイムとなり、時差は13時間となる。〔西海岸:ロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガス〕
日本より-17時間。日本が正午の時、現地は前日の午後7時。4月の第1日曜から10月の最終土曜まではサマータイムとなり、時差は16時間となる。
治安 ニューヨークなどは、ここ数年で治安もよくなってきていると言われているが、日本と比べるとやはり注意が必要。一般的に危険と言われているエリアに興味本位で入ったりするのはやめた方が無難。特に都会では夜出歩くことは非常に危険。移動は必ずタクシーまたは車をを利用すること。また昼間であっても人気のないところをうろつくのは避けたほうがよい。

 

アメリカ生活豆知識

★ハッピーアワー

アメリカにはハッピーアワーという時間帯があり、夕方の仕事が終わる時間のことを指す。大体、夕方4時~7時くらいの間で、レストランやバーに行くと、この時間帯だけメニューが安くなっていたり、なにかとサービスがあることが多い。

★買い物

食品の物価はほとんど変わらないが、衣類は安いものが多い。質を比べると、やはり日本の製品のほうがダントツに良いが、バーゲン時期などはとにかく破格の値段のものも多い。また、日本と比べ、大規模なアウトレットモールが多く存在する事も魅力の1つである。ブランド品などは、大都市、観光客の多いアウトレットモールよりも、田舎のアウトレットモールのほうが安いことが多い。

★ガソリンスタンド

基本的にセルフサービスである。クレジットカードでの支払い可能。現金で払う場合は車を止め、店中に入り、店員に自分が車を止めたガソリン補給スペースの番号を伝え、お金を前払いしておく。その後、ガソリンを入れ、おつりがある場合は店内に払い戻しをしてもらいに行くのが基本。

★運転・運転免許

日本に比べると、信じられないほど簡単に運転免許の取得が可能である。運転ルールは州によって異なる。免所取得にかかる費用はだいたい$30~50程度である。基本的には無料のガイドブックをもらい、ルールを勉強した後、筆記試験を受ける。辞書の持込ができるところや日本の筆記試験を用意していることも多いので聞いてみると良いだろう。実務試験は助手席に審査員を乗せ、実際の公道を走る。運転する際に日本と違う点は車線が逆であることはもちろん、赤信号でも、歩行者・左からの車を確認した上での右折はOKということも多い。また、大都市などでは、とにかく車が多いため、思い切って割り込む勇気が必要。

★年齢確認

アメリカではほとんどの地域で、思った以上に年齢制限に対して厳しい。バーに入る時や、お酒を頼む時は必ずと言ってよいほどIDの提示を求められる。この時、IDを所持していないとバーには入れなかったり、お酒の注文を断られてしまう。また、本物のパスポートなど、政府の認める確実に年齢の分かるものでないと認めてもらえない事もある。そういう場合のためにもアメリカの運転免許をとっておく事をお勧めする。